バカな頭で考えた!

「こども映画教室」継続にご協力をお願いします!

金沢で毎年こどもが三日間で映画を撮る「こども映画教室」という企画があります。

こども映画教室

僕は東日本大震災のあった2011年に我らが冨樫森監督が講師をやった年に僕も助手として手伝いました。三日間でシナリオ作り、撮影、編集、上映まで行うものです。

その時のことはここのブログでも書きました。

良かったらお読み下さい。

こども映画教室!

その「こども映画教室」が2年前から助成金が交付されなくなり、活動の継続が難しくなっているそうで現在クラウドファンディングで活動費を募集しています。

このことを知った時、こりゃまずい!と思いました。

あんなに素晴らしい企画が継続の危機に瀕している。

長く生きてると世の中いろんな物が消えていくのに出くわします。

当たり前にあると思ったものがなくなるのをたくさん見ると「世の中そんなもんさ」

「サヨナラだけが人生さ」なんて気持ちになりつつある今年年男の中年男がここにいる。

しかし、しかしだ。

それじゃ負け犬だ。負けイノシシだ。

なくなるものはなくなるものとして「こども映画教室」はなくなって欲しくない。

東日本大震災の直後の三月末のあのわさわさした状況で金沢でこどもと一緒に映画を作ったあの三日間は僕の中では大切な思い出です。

思い出すとやさしい温かい気持ちになるのです(こんな俺でも)

この映画教室の方針は大人は介入せずにこどもの自主性に任せ映画を撮るというものです。

これがいいんだなと思います。

大人が介入するとこどもは大人に頼るし大人が介入したこども映画になってしまう。

それはそれなりのこども映画になるんだろうけど、僕が金沢で見たぶっとんだ自由なこども映画にはならない。

こどもの自由な絵が感動させるように、こどもの自由な映画だからこその感動があるのだ。と思います。

僕がこの映画教室を手伝ってからもう8年も経ってしまってあのこども達も随分大きくなっているのでしょう。その間にあの子たちが何を得て何を失ったか知る由もないけど、あの時あの年齢のこども達があの時でしか撮れない映画を撮った現場に立ち合えて良かった!と思います。

♪大人っていうのは〜もっと素敵なんだ〜

とかつてジャックスで早川義夫は歌いましたが、さっきから僕の頭では

♪こどもっていうのは〜もっと素敵なんだ〜

って脳内替え歌がずっとリフレインされながらこの文章を書いてます。

自分が映画を撮ってるからひいき目に見てるんじゃないのか?

と、もう一人の俺が言います。

でも、でもですよ。それを差し引いてもこれは素晴らしい企画だと思うんです。

だってこどもの絵を見て大人は感動するでしょう。こどもの映画も同じです。

そして思い出すのは撮影が始まると俄然いきいきとし始めたこども達。

学校に居場所がなくてこの映画教室が楽しみの子もいるそうです。

ともあれこんな「こども映画教室」にご賛同頂ければこちらのクラウドファンディングに

協力して頂けるとうれしいです。

(クラウドファンディング)

こどもたちの映画とに出会い

   「こども映画教室」を開催したい!!

 

世知辛いこの世の中でいいことばかりはありゃしないけど、こんな企画があってもいいじゃないか!

と思います。

 

ご協力よろしくお願いします!

 

 

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