昨日はパチパチという吉祥寺近くのコミュニティーFMに「あまっちょろいラブソング」の主演の下石さんとプロデューサーのいさむくんと行き放送で宣伝して来ました。
何だかとってもアットホームなFMです。
児童館の二階で放送しているのです。
児童館に行くのは久しぶりです。トランポリンがありました。
トランポリンって不思議ですね。ポリンって。
大人はどんな顔してトランポリンをすればいいのか?
しなかったけど。
スキップと一緒ですね。
スキップして泣いてるヤツはいない。って言いますしね。
放送の後は四谷に行ってAADstudioにお邪魔しました。映画音楽の録音です。
デモはいさむくんの家で録っていました。それをスタジオで本科的に録るのです。
音楽ってのは映画音楽ってのは何て言うか、正直通常の映画では常々疑問に思っていたのですけど、音楽家の人と監督とやりとりする時間ってのがほとんどないんです。
他の国の映画ではどうか知りませんが、日本映画で僕が見た限りではそんな感じです。
何かこの曲違うよなぁ という曲があっても、無理して使うか、それとも使わないか、って感じです。
ダビングでもめたのも見ました。この曲使うか使わないかその場のスタッフで多数決みたいに
なった時もありました。
なかなかサツバツとした感じでした。
ところが、最近とある映画のダビングで監督が音楽家の曲が気に入らずダビングを中止して
ダビングのスケジュールが延期になったと聞きました。
んなこともあるんですね。珍しいと思いますけど。監督、気合い入ってるなぁ、と思います。
一方われらが「あまっちょろいラブソング」は自主映画。
曲をラフな段階から聞いて、ああだこうだやりとり出来ます。
「バカバカンス」も「セバスチャン」もそうやって音楽作りました。
「バカバカンス」も最初に丸山くんが作ってくれたのはお洒落なエレクトロな音楽だったのです実は。
それを泥臭い路線に修正してもらいました。
今回の音楽は主役の下石さんにお願いしました。以前「真空時間」という短編映画を撮った時も主役の下石さんが音楽を担当しました。
だからおおよそ見当がついています。
下石さんが一部で宇宙人と言われたりしていて、不思議なふわふわしたとこある人ですけど、
人が見てないとこ見てたりしてるとこもあるあなどれない人です。アドレナリンもあります(多分)
そんな下石さんが作る曲はすこし寂しい感じです。
前回の『真空時間」もそうだったし、今回もそんな感じです。
それぐらいの方が好きです。
映画のサントラってそういうのがいいなぁ。家にあるサントラもそんなのが多いです。
そんな音楽を録ったぜよ。昼から翌朝まで。ピアノとアコギとベースも弾いたぜいさむくん。
ピアニカも吹いたっちゃ。
完成にまた近づいたぜよ。
明日はカラコレだ。(カラコレってのは映画の1カットずつの色調を調整する作業なのだ)