記憶は脚色されますね。
最近はこないだ撮った映画「あまっちょろいラブソング」の編集してますけどね、
撮影中の本番にちょっとしたハプニングがあったですよ。
そんなこと撮影してりゃありますよ。
本番中に起こったことなので、テープに録画されてます。
なので否応なく見ました。
記憶の中でのハプニングが再現されてます。
が、なんか違う。
こんな感じじゃなかった。
もっとバカバカしくて面白かった。
だけどビデオで再生されてる現場はなんか違う。もっと淡々としている。
そこで考えました。
記憶は脚色される。
のか?
ビデオで撮られてる映像だからって、そっちが正しいと限るのか?
記憶の方が正しい。
ことないか?
なんて思ったり。
記憶って不思議だ。
同じ現場にいて、あんなことあったのに覚えてないの?
って驚くことがあったり。
その逆もあったり。
同じ場所にいても見てるものはそれぞれ違うんですね。当たり前だけど。
て思うと、真実なんてない!
って思ったり、
真実なんてない!それが真実だ!
なんて言ってたおじさんがいたなぁと思い出したり。
いやねあれですよ。
楽しい思い出がありますね、たまに思い出しては、楽しかったなぁあの時って思うこと。
それをですね、一緒にいた人が全然おぼえてなかったらちょっと寂しいな。
と思った。
んなこと言わずに、さっさと編集しろって話しですね。
「あまっちょろいラブソング」
9月3日からに吉祥寺バウスシアターで上映です。
よろしくお願いします。
最近のコメント